不定期な雑記帳です。滅多に無いけどレスもここで。
category:ゲーム関連雑記
THE LAST OF USの初級レベルをクリアしたので、自己満感想などを綴っておきます。
ネタバレを多く含むので閲覧は注意。
THE LAST OF USは、プレイする映画と言ってもいいほどにグラフィックは圧巻でした。
おそらくPS3最高峰の映像だと思う。
アンチャーテッドでお馴染みのノーティドッグ制作作品なのだけど、THE LAST OF USは更にグラフィックのクオリティが高くなっている。
余りにグラフィックがリアルなので、作中に登場するゾンビが見慣れるまで怖かったほどw
同時にプレイ始めた絵チャ友達もホラーかと思ったとか言ってたw
パッケージの作品アオリだと、「滅亡寸前の世界で繰り広げられる壮絶サバイバル」と、あるようにジャンルがホラーというわけでもない…筈。
主人公ジョエルとエリーの、二人のヒューマンドラマがメインなのだが、しかしなんと!
驚いたことに、この作品にはラスボスに該当する存在がいないのだ。
けど、この作品に置ける本当の敵は…
ゾンビ化した感染者でも軍隊でもないのだから、何をラスボスに持ってきても陳腐でしかないのだなぁ…と、クリア後に思い至った。
最大の敵は姿なき寄生菌なのだもの。
謎の寄生菌が蔓延するアメリカで、凶暴な感染者と数少ない生存者…そして全てを排除しようとする軍隊が入り乱れる世界。
最後のジョエルとエリーのやり取りは、推測でしかないけど…
自分を助ける選択をしたジョエルの説明は、全て偽りだと薄々気付いていても…
それでも自分は普通に生きていていいのかというエリーと…
エリーは自分の為だけに生きればいいんだと思うジョエルの行き場のない感情の切なさ。
それらが複雑に交錯していると感じた。
世界に残された人々の為にワクチンは必要なのだろう…
けれど、その他の人々の為にエリーを犠牲にする事は、ジョエルには耐え難いほどに存在が大きくなっているのだ。
亡くした娘にイメージが重なっているだけではないだろう。
そしてエリーも…
作中で言っていたように、一人になることが怖いという思い。
けれど、傷を負い倒れたジョエルを必死に守ろうとしたのは、それだけではないと思う。
あのラストの二人のやり取りは、どちらかが欠けるまで共に生きる約束をしたという事なのだろうと思っている。
後半の展開はプレイしている時は感覚が麻痺していたが、とても壮絶だったのだ。
前半はゾンビが、後半は狂気の中の人間が本当に怖い。
この作品はプレイする人間を選ぶ作品だと思う。
アンチャーテッドのように万人向けというわけでもない…
けれど、私は面白かった。
ラストの雰囲気から続編が作られる可能性もありそうな印象なのだが、もし展開があるとすれば、ファイアフライに代わり今度は軍隊とのガチ抗争になるんじゃないだろうか?なんて思ったりもする。
まあ、先ずは2周目プレイで中級レベルをクリア目指そうかなってことで。
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